「幻の魚」クエの安定供給が可能に!
クエは荒磯を悠然と泳ぐ孤高の巨大魚であり、水揚げが少なく「幻の魚」と呼ばれています。
紀州本九絵 そのクエのふ化から成魚までの養殖に成功したのが、白浜町にある近畿大学水産研究所です。20年かかって安定的に生産できるまでの技術を確立しました。
2007年秋から、地元との連携でこのクエを「紀州本九絵」として出荷を始めました。
この紀州本九絵は、まさに「幻の味」と呼ぶにふさわしい味覚であります。
南紀白浜温泉では、多くの方々に紀州本クエの「旨さ」を堪能して頂きく思っております。
クエ料理といえば
クエ料理と言えば、クエ鍋が定番ですが、刺身、クエ寿司、かき揚げ、クエ丼など、町内の飲食店や旅館・民宿ではバラエティ豊かな料理を味わうことができます。
また、「紀州本九絵」を食べるグルメツアーも人気があります。
南紀白浜温泉では、料理人が頻繁に集まり新しいクエ料理の開発に取り組んでいます。
創作料理の一例
クエ酒蒸し(あんかけ)丼
クエそのものの旨みと食感を楽しめるように仕上げた、あんかけ丼です。
クエの上身を大ぶりに切り、だしを加えて酒蒸しにし、残っただしにとろみを付けてあんかけを作り、ご飯にかけます。また、クエのアラも入れることにより、より一層旨みが出ます。